第2回「10代がえらぶ海外文学大賞」1次投票通過22作品

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FREE : 歴史の終わりで大人になる

あまり知らなかったアルバニアという国で育った少女の自ら語る思考の軌跡に引き込まれる。

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あいだのわたしたち

戦争でたくさんの死を見てきた主人公に、安全なところで何不自由なく生きてきた人々が「出ていけ」と言うことの不平等さ。いかにこれが身勝手で利己的なことか、マディーナ視点の物語を読むことでよくわかります。

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男の皮の物語

まさに「ヨーロッパのマンガ!」という絵柄で、日本のマンガ文化との違いが楽しめます。恋の三角関係のドタバタ劇も楽しめるし、ルネッサンス期のイタリアの生活を感じることができ、新鮮でした。

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崖の上のヒバリたち

余韻は圧倒的で、ティーンたちの糧になりそうな一冊。

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クローバー

子どもの貧困という重たいテーマでありながら、深刻に感じさせすぎないウィットに富んだ悪魔と少年の会話に魅了され、最後、主人公が選ぶ選択に心を動かされた自分がいました。

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こうしてぼくはスパイになった

第二次世界大戦下のロンドンで、少年少女と救助犬が大活躍するYAミステリ小説。犬好き、探偵好きな子にオススメしたい。

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さあ目をとじて、かわいい子

11歳のオリヴィアの一人称で進む物語だが、オリヴィアだけでなく周囲の大人の思いもとてもよく伝わる文章が読み応えあってよかった。イギリスの児童養護の仕組みも知ることができた。

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サヨナラは言わない

フランス人のお父さんと日本人のお母さんと二人の娘の物語、悲痛で愛らしくて感動します!

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シリアの秘密の図書館

シリアの独裁政権に苦しむ人々の生活を知ることができるとともに、私たちが当たり前のように享受している本、そこから得られる知識がどれだけ生きる力を与える大切なものか伝えてくれる。

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相続ゲーム : エイブリーと億万長者の謎の遺言

遺産をもらってハッピー!なんて単純な話じゃなくて、お金を持つことの意味についても考えさせられた。ヒロインのエイブリーが賢いのも良かったし、なによりイケメン4兄弟が個性的。

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そして砂漠は消える

まっすぐに命と向きあった作品。メッセージがシンプルで読みやすいのに、想像力を刺激される仕掛けがたくさんあり、主人公に死がせまる場面はほんとうにドキドキした。

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それからぼくはひとりで歩く

こういう視点で物事を考えたことがなく新鮮だった。

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チーム・テスならだいじょうぶ

テスを取り囲む子どもたち、大人たちによって、さまざまに自分のできることを出し合いながら助け合って織りなされる世界があたたかくてステキです。

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トビウオの声を聞いた日 : ギリシャの海とエレナの秘密

あらゆる角度からYA向け戦争文学を書き続けているモーパーゴ、質も量も一級であり続けている作家ですが、最新のこれもまた凄い! トビウオに姿を変えたギリシャの神から聞く大叔母の生涯。

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バベル オックスフォード翻訳家革命秘史 上

翻訳をすることで生じる二つの言語間の微妙なズレ。そんなズレに着目して物語をつくりだした作者のアイデアにまず脱帽!とても長いお話ですが、イギリスの実際の歴史もからめながら後半につれスケールの大きな展開に

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ビスケット

音強迫症、聴覚過敏症、音恐怖症を治療中のぼくは、幼い頃から「自分を守る力を失って他人の目にほとんど見えなくなってしまった人」の存在を音で感知する。サスペンス要素もあり、脇を固めるおばさんズもいい。

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ペンツベルクの夜

読み終わった後、手や歯の震えが止まりませんでした。衝撃で何も言葉にできなかった。

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森のユキヒョウ

吃音に悩む少女が、両親と離れて預けられた祖父の家の近くの森で、捨てられたユキヒョウに出会い、心を通わせる物語。希望を持てる読後感がとてもよくて、悩んでいる子どもに出会ってほしい。

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屋根の上のソフィー

屋根の上の子どもたちは、汚れていて、空腹で、怪我だらけだけど、自由で、生きる力に満ち溢れ、とても輝いて見えます。スリル満点な屋根の上の移動シーンも魅力的。勇気とパワーをもらえる一冊です。

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夜明けまでに誰かが

高校生のレッドはマディに誘われ、6人でキャンピングカーを借りて旅行に出かけるが、道中トラブルが起き、携帯も繋がらない場所に迷い込んでしまう。そればかりか、どこからか狙撃され、6人はパニックに!

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ヨークシャーの丘の幽霊

読み始めは、主人公ジェイミーへの家族の対応に憤慨したり、不思議に思ったり。そのうち「あれ?もしかして…」という疑問が浮かんだあとは、「あっ!」という衝撃で結末まで走りぬけます。

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ランドリーの迷子たち

マグノリアとアイリスの発想や、2人を取り巻く人々との会話がとにかく楽しかったです。

本好きな10代にオススメ

2025年に立ち上がった「10代がえらぶ海外文学大賞」をご存知ですか? 賞の対象となるのは、前年出版された海外文学の中で、10代を描いた作品です。第1次投票で選ばれた上位15位の本と、選考委員の推薦本6冊を加えた候補作から、選考委員が7冊に絞り、それを10代のみなさんに読んでもらい、投票してもらうというものです。昨年は、『ソリアを森へ』が大賞、『闇に願いを』が特別賞に輝きました。

2026年4月、第2回「10代がえらぶ海外文学大賞」も、第1次投票が終わり、22冊(15位が同数だったため)が4月25日に発表になりましたので、ご紹介します。本のコメントは、第1次投票に参加してくださった皆様が書いてくださったものです。

6月15日には、この中から、選考委員によってさらに7冊に絞られます。そして10代の皆さんによる第2次投票は、7月1日から10月12日までです。詳しくは、「10代がえらぶ海外文学大賞」のサイトをご覧ください。

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閲覧回数:624回、公開:2026/04/25

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書いた人 : ダスクブルーさん

「10代がえらぶ海外文学大賞」実行スタッフの一人です。海外文学を読む楽しさ・面白さを、10代にもぜひ知ってほしいと思っています。もちろん、日本の文学も大好きです。

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