アメリカの図書館の歴史を絵本で学ぶ

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図書館に児童室ができた日 : アン・キャロル・ムーアのものがたり

1870年のアメリカでは、子どもは図書館に入ることができませんでした。しかし、本好きだった女の子は、やがて1911年に開かれるニューヨーク公共図書館の児童室を創るため奮闘します。

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お話の種をまいて

1921年にマンハッタンにやってきたプーラは、ニューヨーク公共図書館で働きます。そこには、故郷のプエルトリコの本がないことに気づき、自ら出版しようと試みます。そして図書館の外へ活躍の幅を広げるのです。

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ぼくの図書館カード

1925年、黒人の少年が図書館で本を借りるまでの道程。当時のアメリカの図書館は黒人の立ち入りを禁じていました。しかし、どうしても本が読みたかった彼は職場の同僚に図書館で本を借りたいと頼みます。

アメリカの図書館の歴史について絵本で知りたい人にオススメ

紹介した三冊は、主人公はそれぞれ違うもののアメリカの図書館発展期を題材にした絵本ということもあり、物語の年代が近い作品です。
そして、特に注目したいのは「図書館に児童室ができた日」「お話の種をまいて」のどちらもニューヨーク公共図書館が舞台になっています。
児童室を創ったアンと児童室で働くプーラ。それぞれの本ではお互いを言及されはしませんが、物語の垣根を超えて読むと考え深いです。
さらに、先に紹介した2冊では図書館が十分に発展したと思える1925年でも「ぼくの図書館カード」を読むと、まだまだ差別がありすべての人に図書館が開かれていなかったとわかります。
本当の話を題材にした作品は数多く存在しますが、同じテーマに絞ると多角的な視点から物事を見ることができるのでオススメです。

※「ぼくの図書館カード」は1925年と紹介しましたが、それは本文には書かれていません。あとがきで主人公であるリチャード・ライトが1908年生まれであり、後に図書館カードを貸してくれる同僚と出会うメガネ商で働くようになるのが17歳と書かれているため、そこから計算して出した数字です。

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閲覧回数:328回、公開:2026/04/17

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書いた人 : Dexterさん

図書館司書として働いています。
児童書と絵本を中心にレシピを投稿します。

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