ひとりぼっちのクジラとわたしの歌
普通のクジラの周波数の違う52へルツの声を出すために、群れに入れないクジラがいる。聾のアイリスは「世界で最も孤独なクジラ」と言われているこのクジラとコミュニケーションをとるために旅に出る。
すばやい澄んだ叫び
母親を病気で亡くして以来、酒びたりの父と、弟、妹の世話に明け暮れていた15歳の少女シェル。ローズ神父に救いを求めるが、やがて妊娠が発覚する。どんな困難な状況でも希望を持つことが描かれる。
中学生高校生にオススメ
私は、文学からいろんなことを教えてもらった。特に海外文学では、いろんな国があって様々な困難な状況下で生きている人々を知った。そして、人生は一筋縄ではいかないことも、文学から知った。挫折し怒り、絶望し、それでも前を向いて生きていこうとする人々、特に、それがまだ10代の少年少女だとしたら、私は心を震わせながら読んでしまう。還暦を過ぎた私ですら魂が揺さぶられるのだから、中高生のみなさんならきっと揺れ幅は大きいことでしょう。9人の人が「いいね!」を押しています。
閲覧回数:227回、公開:2026/03/25