コモリーマン@Yoga好き❤️さんの書評 2026/05/17
がんばらないを読んで タイトルに惹かれてこの本を手に取ってみた。この本は地方の医者である著者が実際に診察した経験をもとに、患者さんや障害者さんから学んだ「頑張らない生き方」について、エッセイ風にまとめた作品である。また、現代医療において足りない点についても紹介した1冊である。 本作品で紹介された患者さんは、高齢者や末期癌患者など、医療では助かる可能性の低い人たちが多かった。しかし、そのような状況下においても、患者さんたちは頑張りすぎず、自分らしさを失うことなく生きていた。その姿から著者は、頑張らない生き方と、患者の寂しさに寄り添うことの重要性を学んだ。人が人を助ける際に重要なことは、その心に寄り添うこと、そして患者にとって頑張りすぎない生き方とは何かを常に問いかけることである。本作品では以上2点が強く主張されていた。この点に関しては、傾聴という観点から非常に同意できる。医者という立場ではなく、1人の人間として患者さんに向き合うことで得られた貴重な学びであると言える。 医療とは疾患を治癒することだけではなく、患者さんに寄り添うことである。本作品は、特に患者が感じる孤独感や疲労感との向き合い方について、エッセイ風にわかりやすく紹介された1冊である。医療関係の仕事に就く人だけではなく、人生に疲れた人にもぜひ手に取っていただきたい1冊である。 事実
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