さんの書評2026/04/09

五巻

土鬼(ドルク)の皇弟が、異様な臓器移植で大変になった悪夢をみて、兄貴となんかする。連載当時は臓器とかつけるアレがあった。 その兄貴氏が、クシャナ殿下と地獄の婚姻を結ぶ。皇兄様は、いかなるバケモノかが描かれる。弟君とのいさかひで、「手術」が如何なる物かが出て、それを乗り越えた、メンタルも怪物であると描かれ、人造人間の人と、弟君へ忠誠を持つ皆さんへのいろいろが出る。すっごい修羅場である。 変形菌さんとかは、人造の方は野生のやつの生態を持つらしい。そのエコシステムが機能する。 こちらでは暴力機構以外の事情で、「凶悪な敵國のひと」が、一応絶望的な状況で繋がる。なんか、作者が「まな板へのせて引っ込める」ネタで「父に疎まれ、醜いものへ嫁がされる娘」があるさうであるが、本作では主人公でなくてクシャナ殿下がやってをる。  こっちになんぞがあって、それに接触すると、ニヒリズムが襲ふといふアレがあるらしい。ナウシカさんへそれが来る。虚無とかは単純に悪いとかさういふのではないとぴゃっとでる。 こっちで、トルメキアとか土鬼(ドルク)の「正しい宗教」に弾圧されてゐた民間信仰としての「そのものあをきころもをまとひて」といふ構造がぐずぐずと崩れ、人々が鳥の人をおがみはじめるアレな状況が出る。

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