さんの書評2026/04/09

二巻

講談社のイメージボード集によれば連載当時、作者は「木製の飛行機械」について「ヴィジュアル人間である僕には」どうにも、とか言ってたらしいのだが、本作の超大國「土鬼(ドルク)」の「浮き砲台」といはれる飛行機械は木製。そして、其処の偉い人は僧正といはれ、視覚障害者。彼は偉大なる聖者として超常の能力とか持ち、ヒロインへ「状況」を説明する。彼がをるとこと、土鬼(ドルク)の偉い人の間で、なんか軋轢がある。僧正様は、皇弟(後にお兄さんが出てくる)陛下の偉業を然るべき現象を引いて諌めるが、無視される。 一方「風の谷」へトルメキアの方の同盟國の皆さんが集まり、盛り上がるが、こっちでも「大昔の災害」が一笑される。いいけど気合ひの入った婆ちゃんが、古文書を引いて解説する。 クシャナ殿下を慕ふ部下がアレされるのと、偉い人の死が盛り上がるのが描かれる。ふう。 主要でない他の女性の描写が、作者の推すマンガ家、諸星大二郎先生の表現に、なんとなく似る。そんな人で「宇宙船を解体して出来る」街にをる料理屋の娘とそのパパが、蟲使いについて、彼らは、超大國である土鬼(ドルク)の人であるといふのと、あの國のお金は造りは良いといふのと、かの國が根性で「交換の媒体」にした旨と差別の言ひ訳を述べる。土鬼(ドルク)の蟲使いさんは、謎の計画へなんか食ひ込んでゐる。 こっちの王蟲のちっちゃいのは捕まった言ひ訳がしっかりしてるんだよな。

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