コモリーマン@Yoga好き❤️さんの書評 2026/04/09
こころの深呼吸、を読んで 先日市の催しで著者である海原順子氏の講演会があった時、この本を紹介いただいたので興味があり手に取ってみた。 この本は心療内科医でありジャズシンガーでもある二刀流の経歴を持った著者の経験を元に気持ちが軽くなる方法をエッセイ風にまとめた1冊である。また最終章において彼女自身の経歴を簡単に紹介していた。 個々の項目に関してはほぼ共感できる内容で、既知の部分もあったものの、新しい気づきや実践してみたいものもいくつかあった。特に印象に残ったのが美しい沈黙、それは他人事?以上2つである。 前半は沈黙と言うものは、ネガティブなものではなく、実は自分自身を見つめ直すための環境であることが述べられていた。具体例としてストレッチの例が挙げられていた。この例ではストレッチをする際指導者があまり発言をしない方がより効果的であることが述べられていた。これは私の趣味であるヨガでも同じようなことが言えると思った。続いている。ヨガ教室において、ヨガのポーズを実施する際、最小限の説明(ポーズの取り方、ポーズしてるときの心)に留めている方が、やりやすいと感じていた。今までその理由がわからなかったが、この本を読んで、それは自分自身を静かな環境で見つめ直す時間がより長く、なおかつヨガポーズを取ることによってより意識を全身に幅広く持つことができるからなのでは?と感じるようになった。 後半は、人から相談されたときの対応で、自分個人の視点、相手の視点、中立的客観的視点、以上3つを考えると言うことが述べられていた。これまで人の話を聞くときには、共感性の観点から自分の視点だけではなく、相手の視点から見える視点も意識する必要である事は知っていた。ただ中立的客観的視点に関しては、あまり意識することがなかった。ただ現実的に3つの視点を同時に持って相談に乗ることができる人間などを果たして存在するのであろうか?存在したとしても、それは聖徳太子みたいなスーパーマンに限られると思う。本書では具体的な方法に関して紹介されていなかったが、個人的にはChatGPTなどAIチャットに相談内容を聞いてもらい、中立的客観的視点をAIチャットに回答してもらう方法が1番現実的である。 とは言え本書は心に悩みがある方だけではなく、それは他人事?など他人とのコミュニケーションの取り方への気づきとなる部分もあるので、心に悩みがある方だけではなく、コミュニケーションのスキルアップをしたい方にもぜひ手に取っていただきたい1冊である。
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